ミノルカ種(読み)ミノルカしゅ(英語表記)Minorca

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミノルカ種」の意味・わかりやすい解説

ミノルカ種
ミノルカしゅ
Minorca

メノルカ島原産の卵用種の鶏。アメリカイギリスで改良された。地中海沿岸種中最も大きく,羽色は黒,白,バフ色などがあるが,黒色種が最も普及している。産卵は年 130~150個,卵殻は白く,卵重は 65gぐらいで重い。性質温順レグホーンより少し弱い。大きい冠と肉垂をもち冬季凍傷になりやすい。成鶏の平均体重は雄 3.8kg,雌 3.2kg。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android