…そのころから,教会堂の床下に墓をつくる習慣はすたれ,教会の外に墓地を設け,墓石や墓碑を立てるようになった。 18世紀末以降,大都市の膨張のため墓地が不足し,パリのモンマルトル墓地(1795‐1805),ペール・ラシェーズ墓地(1803),モンパルナス墓地(1824)のような大規模な共同墓地公園が,各都市に設けられるようになった。また,20世紀に入ってから戦没者墓地は,同一形式の十字架あるいは板石の墓標を何列にも並べるという歴史上先例のない新しい形式を生み出した。…
※「モンパルナス墓地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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