改訂新版 世界大百科事典 「ヤイトムシ」の意味・わかりやすい解説
ヤイトムシ (灸虫)
whip-scorpion
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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節足動物門クモ形綱ヤイトムシ目ヤイトムシ科Schizomidaeの陸生動物の総称。この科には約45種が知られ体長は3~7ミリメートル。目はない。日本には、台湾にもいるヤイトムシSchizomus sauteriが沖縄本島にすむ。腹部に続いて1~4の環状節からなる短い尾部があるので、それのないクモやダニのようなクモ形類や、長い尾部のあるサソリやサソリモドキなどのクモ形類から容易に区別される。ヤイトムシという名の由来は、腹端にあるこの短い尾状物を灸(きゅう)(やいと)の跡に見立てたものである。夜行性で、昼間は落ち葉や石下などの暗湿な所に隠れ、行動はすばやく、小形の節足動物を食べているらしい。小笠原(おがさわら)諸島にも近似種のサワダムシが発見されている。
[森川国康]
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