ユニット工法(読み)ユニットコウホウ

リフォーム用語集 「ユニット工法」の解説

ユニット工法

居室水回りなど、住居の構成単位を箱形基本単位として工場で生産し、これらの組み合わせで1戸の住居をつくる工法ユニット材料により鉄骨ユニット・木質ユニットに分類される。工場内でつくられるユニットは精度が高く、くるいが少ないため、大工の技術面に左右される事が無い。また、ほとんどの工程を工場内で行うため工期短縮が可能。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ユニット工法」の意味・わかりやすい解説

ユニット工法
ユニットこうほう
unit construction

建築用語。設備配管配線までを組込んだ箱形の部材 (ユニット) を工場で生産し,現場でそれらをつなぎ合せて住宅を建設するプレハブ工法一種。他のプレハブ工法に比べて工場での組立率が高く,工期の短縮がはかれる反面,綿密な輸送施工計画が必要である。木質系,鉄骨系,FRP系などの材料を使用したものがある。

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