ラマダホテル大阪(読み)らまだほてるおおさか

知恵蔵mini 「ラマダホテル大阪」の解説

ラマダホテル大阪

大阪市北区に所在するホテル。株式会社御堂筋ホールディングが運営する客室数547の大型ホテルで、前身は1969年に開業した東洋ホテル。ロイヤルホテル(現リーガロイヤルホテル)、ホテルプラザ(99年に閉館)とともに、御三家と呼ばれた。しかし80年代後半より全国チェーンや外資系ホテルの進出に伴い業績が低迷し、2004年、米大手投資銀行のモルガン・スタンレー買収。世界有数のホテルチェーン「ラマダ・インターナショナル」と契約し、06年に現名称に変更した。ブルーマー・キャヴィン・クリストファー代表取締役のもと再建に望んだが、建物の老朽化が進み改修工事の費用を回収する目処が立たないと判断、13年6月24日に同年末での閉館が発表された。

(2013-6-27)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android