ラロトンガ[島](読み)ラロトンガ

百科事典マイペディア 「ラロトンガ[島]」の意味・わかりやすい解説

ラロトンガ[島]【ラロトンガ】

南太平洋クック諸島の南グループに属する火山島サンゴ礁に囲まれた円形の島。オレンジトマト,バナナ,コプラなどを産する。クック諸島の行政中心で,北岸アバルア主都古来タヒチからニュージーランドへいたるポリネシア人の航海の中継地にあたり,多くの神話,伝説をもつ。1985年南太平洋フォーラムが開催され,南太平洋非核地帯条約(通称ラロトンガ条約)が採択された。67km2。1万572人(2011)。
→関連項目ラロトンガ条約

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android