ラーマ4世(読み)ラーマよんせい(英語表記)Rama IV

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラーマ4世」の意味・わかりやすい解説

ラーマ4世
ラーマよんせい
Rama IV

[生]1804. バンコク
[没]1868. バンコク
タイ,チャクリー朝第4代の王 (在位 1851~68) 。モンクット王とも呼ぶ。 1855年イギリス=タイ友好通商条約 (ボーリング条約) を結び,治外法権,不平等関税を認めながらも門戸開放,続いて他の欧米諸国と同様の条約を結んだ。 1852年ローマ教皇とナポレオン3世に国書を送り,西洋文明を受容しキリスト教布教を承認した。また外国人顧問を招き宮廷子女の西洋式教育を促進し,次王ラーマ5世の近代化政策の基礎を築いた。

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367日誕生日大事典 「ラーマ4世」の解説

ラーマ4世

生年月日:1804年10月18日
タイ,チャクリ朝の第4代王(在位1851〜68)
1868年没

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