リンカン[種](読み)リンカン

百科事典マイペディア 「リンカン[種]」の意味・わかりやすい解説

リンカン[種]【リンカン】

ヒツジの一品種。英国リンカンシャー地方で作出された。光沢のある太い長毛を有し,体格は大きい。強健で粗放な飼養に耐える。肉質はよいとはいえないが,量は多く肉用とされている。アルゼンチンオーストラリアなどに多い。
→関連項目ヒツジ(羊)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のリンカン[種]の言及

【ヒツジ(羊)】より

…(3)イギリス低地系種 イギリスの低地で作出された肉用種で,全身は光沢のある長毛でおおわれている。代表的な品種としてはリンカン種Lincoln(リンカン原産。イギリス種中最大),レスター種Leicester(レスター原産),ボーダー・レスター種Border Leicester(ノーサンバーランド原産),ロムニー・マーシュ種Romney Marsh(ケント原産。…

※「リンカン[種]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android