リーガ・エスパニョーラ(読み)りーがえすぱにょーら(英語表記)Liga Espa(n)ola(西)

知恵蔵 「リーガ・エスパニョーラ」の解説

リーガ・エスパニョーラ

スペインリーグ。イタリアセリエAイングランドプレミアリーグと共に、世界三大リーグと呼ばれる。スーパースターをかき集めたレアル・マドリードバルセロナといったビッグクラブを擁し、また地方色が豊かな国らしく、様々な特徴あるチームが存在。国内選手はバスク人中心のアスレチック・ビルバオ、ポルトガルに近くブラジル人選手が多くプレーするデポルティボ・ラコルーニャ、組織的なプレーを身上とするバレンシアなど。日本人選手は、城彰二(バリャドリード)、西澤明訓(エスパニョール)、大久保嘉人(マジョルカ)がプレーした。

(西部謙司 サッカージャーナリスト / 2007年)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リーガ・エスパニョーラ」の意味・わかりやすい解説

リーガ・エスパニョーラ
Liga Española

サッカーのスペインリーグ。 1929年に創設され,1部は 2004年現在 20チームで構成。国内に独自の言語文化をもつ地域があるため,その対抗意識がサッカーにも色濃く反映されている。首都の名門レアル・マドリードヨーロッパや世界の頂点何度も立った世界的クラブ。その宿敵バルセロナは,F.フランコ総統の独裁政権時代に弾圧されたカタルニャ地方の象徴となっている。原則バスク人選手だけで構成するアスレチック・ビルバオ,レアル・ソシエダードといったクラブもある。

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