ルートン(英語表記)Luton

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルートン」の意味・わかりやすい解説

ルートン
Luton

イギリスイングランド中南部の都市。単一自治体(ユニタリー unitary authority)。1997年にベッドフォードシャー県から分離して単一自治体となった。ロンドン北北西約 50km,リー川がチルターン丘陵を横断するところに位置する。帽子工業中心地で,古くから麦わら帽子の製造で有名であったが,今日ではフェルト帽子が中心。機械工業でも知られ,大きな自動車工場のほかに航空機,ボールベアリング精密機械,電気製品などの工場が立地する。旧石器時代から鉄器時代にかけての多くの遺物が発見されている。地域内に国際空港がある。面積 43km2人口 18万4900(2005推計)。

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百科事典マイペディア 「ルートン」の意味・わかりやすい解説

ルートン

英国,イングランド中東部ベッドフォードシャー州の都市。ロンドンの北北西約50kmにある。英国における麦わら帽子の生産の中心として知られたが,近年は自動車,染料化学などの工業も発達。20万3201人(2011)。

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世界大百科事典(旧版)内のルートンの言及

【発根剤】より

…同じような活性は,多数の合成オーキシン類にも認められ,これらは発根剤として実用化されている。日本で農薬として登録されている発根剤は,インドール酪酸,α‐ナフチルアセトアミド(商品名ルートン),5‐クロロ‐1H‐3‐インダゾリル酢酸塩剤(一般名エチクロゼート,商品名ルチエース,フィガロン),過酸化カルシウム(商品名カルパー),イソプロチオラン(商品名フヂワン,殺菌剤)などで,登録からははずれているが,α‐ナフタレン酢酸がある。これら薬剤のほか,キク科の植物からヘリアンジン,ピレスロシン,クリサンテミン,マツバボタンからポルチュラールなどテルペノイド系化合物が発根促進物質として単離されている。…

※「ルートン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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