ルーネンバーグ(英語表記)Lunenburg

デジタル大辞泉 「ルーネンバーグ」の意味・読み・例文・類語

ルーネンバーグ(Lunenburg)

カナダノバスコシア州の町。ノバスコシア半島南西部、ハリファクスの南西約60キロメートルに位置し、大西洋に面する。18世紀半ばに英国植民地として建設され、北ドイツスイスからの移民が多く居住した。スクーナーという木造帆船の製造で知られる。旧市街には18世紀から19世紀にかけて建造された、赤や青を基調とする木造住宅が多く残り、1995年に世界遺産文化遺産)に登録された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルーネンバーグ」の意味・わかりやすい解説

ルーネンバーグ
Lunenburg

カナダのノバスコシア州の町。ハリファックスの南西約 104km,大西洋に面する。 1750年代に,北ドイツのリューネブルクやスイスからの移民により開かれた。タラ漁業,水産加工のほか小型木造船の製造や市場園芸が行なわれる。 20世紀前半に国際帆走レースで活躍した「ブルーノーズ漁船の根拠地。植民地時代の町並みが保存される旧市街は,1995年世界遺産の文化遺産に登録。人口 2781 (1991) 。

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世界の観光地名がわかる事典 「ルーネンバーグ」の解説

ルーネンバーグ【ルーネンバーグ】
Lunenburg

カナダにある、世界遺産に登録された町。カナダ北東部の大西洋に面し、1753年にドイツやスイスからの移民によって開拓、建設された小さな町である。旧市街には、18~19世紀に建造された、赤や青を基調とする木造の美しい家々が数多く残る。世界遺産登録は1995年。

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