レジスター

精選版 日本国語大辞典 「レジスター」の意味・読み・例文・類語

レジスター

〘名〙 (register)
① 金額などのボタンを押すと、自動的に出納した金額明細などを計算・登録する機械金銭登録器レジ。〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕
※自由の彼方で(1953‐54)〈椎名麟三〉一「マスターは、レジスターの前で、マネージャーと売上げの伝票調べはじめていた」
商店・飲食店などで、客からの支払いを受ける場所。また、その係の人。レジ。
故旧忘れ得べき(1935‐36)〈高見順〉七「彼女は大学に近い喫茶店のレヂスターをやってゐて」
③ 諸競技への参加者が、氏名・資格などを登録すること。また、その登録簿。

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デジタル大辞泉 「レジスター」の意味・読み・例文・類語

レジスター(register)

金銭登録器のこと。レジ。
スーパーマーケットデパート・飲食店などで、金銭登録器を備えて客からの支払いを受ける場所。また、その係。レジ。
コンピューターで、中央処理装置CPU内部に置かれ、データ処理の際に演算結果などを一時的に記憶しておく装置アキュムレーターアドレスレジスタープログラムカウンターなど用途に応じた専用のレジスターや、複数の用途に使われる汎用レジスターがある。置数器
[類語]会計支払い勘定精算愛想あいそ代金お代清算決済

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百科事典マイペディア 「レジスター」の意味・わかりやすい解説

レジスター

(1)→キャッシュ・レジスター(2)置数器。コンピューターの計算回路などに組み込まれた装置で,特定目的のために1語から数語,または数けたの情報を記憶させ,必要なときその内容を利用できるようにしたもの。主記憶装置に比べはるかに高速。
→関連項目記憶装置計算回路

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「レジスター」の解説

レジスター

CPUの内部にあるデータを、一時的に保存しておくための記憶回路。CPUの演算処理のために用いる汎用レジスターなどがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「レジスター」の意味・わかりやすい解説

レジスター
れじすたー

金銭登録機

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