ロッジアデルカピタニアート(英語表記)Loggia del Capitaniato

デジタル大辞泉 の解説

ロッジア‐デル‐カピタニアート(Loggia del Capitaniato)

イタリア北東部、ベネト州の都市ビチェンツァにあるルネサンス様式の建物。シニョーリ広場に面し、バシリカパラディアーナの向かいに位置する。かつてベネチア共和国総督の館として使われた。16世紀後半、アンドレア=パラディオの設計で建設が始まったが未完に終わった。正面は4本の柱に挟まれた三つのアーチが並び、外壁上部にスタッコ装飾が施されている。市街とベネト地方のパラディオが設計した邸宅は、1994年、世界遺産(文化遺産)として登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android