ロドピ[山脈](読み)ロドピ

百科事典マイペディア 「ロドピ[山脈]」の意味・わかりやすい解説

ロドピ[山脈]【ロドピ】

ブルガリア南西部〜ギリシア北東端に至る山脈延長約220km,標高1000〜2000m,最高点は北西端にあるムサラ山(2925m)。針葉樹林におおわれ,タバコ・果樹栽培,牧畜が盛ん。鉛,亜鉛,銅などの鉱物資源もあり,重金属工業が行われるが,1989年の改革後は環境汚染が問題となった。古代ローマ時代にマケドニアトラキア境界であった。
→関連項目バルカン半島

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