デジタル大辞泉 「ワシントンコンセンサス」の意味・読み・例文・類語 ワシントン‐コンセンサス(Washington Consensus) 米国政府・IMF・世界銀行などワシントンに本拠を置く機関の間で1990年前後に成立した、開発途上国に対する政策に関する合意。財政規律の回復、税制改革、価格・貿易・金利の自由化、規制緩和・民営化の推進などを柱とする、市場原理主義・新自由主義的な政策パッケージ。旧ソ連・中東欧諸国も市場経済への移行に際し、支援・融資の条件として受け入れた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例