一二に及ばず(読み)いちににおよばず

精選版 日本国語大辞典 「一二に及ばず」の意味・読み・例文・類語

いちに【一二】 に 及(およ)ばず

(一つ二つと細かく分けて触れないということから) 詳しく書かない。あれこれ言わない。多く手紙などに用いた。不一
庭訓往来(1394‐1428頃)「万事物忩之際、不一二、併期面謁之時候、恐々謹言

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「一二に及ばず」の意味・読み・例文・類語

一二いちにおよばず

手紙の結びに書く語。一つ二つと書き分けて詳しく言わないという意。不一ふいつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android