一人武者(読み)ヒトリムシャ

デジタル大辞泉 「一人武者」の意味・読み・例文・類語

ひとり‐むしゃ【一人武者】

ぬきんでて強い武者
「その時、―、かの塚に向かひ」〈謡・土蜘蛛

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一人武者」の意味・読み・例文・類語

ひとり‐むしゃ【一人武者】

〘名〙 他に肩を並べる者のない強い武士。ひとり、すぐれて強い武者。
※大観本謡曲・土蜘蛛(室町末)「頼光御内に、その名を得たる独武者」

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