一仏世界(読み)いちぶつせかい

精選版 日本国語大辞典 「一仏世界」の意味・読み・例文・類語

いちぶつ‐せかい【一仏世界】

〘名〙 (eka-buddha-kṣetra の訳語) 仏語。一体の仏が衆生を導いて、さとりに入らせる、その教化領域一仏土
※栄花(1028‐92頃)音楽東西南北の御堂御堂、経蔵鐘楼まで影写りて、一仏世界と見えたり」 〔大智度論‐六二〕

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デジタル大辞泉 「一仏世界」の意味・読み・例文・類語

いちぶつ‐せかい【一仏世界】

仏語。一体の仏が衆生を導いて悟りに入らせる、その仏の領域。一仏国土。

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