一場の春夢(読み)イチジョウノシュンム

デジタル大辞泉 「一場の春夢」の意味・読み・例文・類語

いちじょう‐の‐しゅんむ〔イチヂヤウ‐〕【一場の春夢】

《「侯鯖録」から》その場限りで消えてしまうこと、きわめてはかないことのたとえ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一場の春夢」の意味・読み・例文・類語

いちじょう【一場】 の=春夢(しゅんむ)[=夢(ゆめ)

(その場だけで跡かたもなく消える短い春の夢の意から) 栄華のきわめてはかないことのたとえ。
※侯鯖録(19C後か)巻七「内翰昔日富貴、一場春夢」 〔張寄人

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