一条房家(読み)いちじょう ふさいえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一条房家」の解説

一条房家 いちじょう-ふさいえ

1475-1539 戦国時代の公卿(くぎょう)。
文明7年生まれ。一条教房(のりふさ)の次男土佐(高知県)の国司となり,居城のある幡多荘(はたのしょう)中村を京都にならい町づくりをする。本山氏らの国人衆に討滅された長宗我部兼序(ちょうそかべ-かねつぐ)の子国親(くにちか)を保護養育。津野元実(もとざね)を討ち,高岡郡を支配下においた。永正(えいしょう)7年従三位,13年権(ごんの)大納言。正二位。戦国公家(くげ)大名の土佐一条家の祖。天文(てんぶん)8年11月13日死去。65歳。法号は藤林寺

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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