一睨(読み)イチゲイ

デジタル大辞泉 「一睨」の意味・読み・例文・類語

いち‐げい【一×睨】

[名](スル)ひとにらみすること。
小間使女主人の―に会いて」〈蘆花不如帰

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一睨」の意味・読み・例文・類語

いち‐げい【一睨】

〘名〙 ひとにらみすること。
太平記(14C後)二六「一睨(いちゲイ)大に忿(いか)て魔障降伏(がうぶく)の相を示し」
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二「戸口を一睨(いちゲイ)し、〈略〉大喝せんとするとき」 〔王粲‐遊海賦〕

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