一筋(読み)ヒトスジ

デジタル大辞泉 「一筋」の意味・読み・例文・類語

ひと‐すじ〔‐すぢ〕【一筋/一条】

[名]
細長い物の1本一条。「―の髪の毛」「―伝わる涙」
一門一族
多くはただこの九条殿の御―なり」〈大鏡師輔
[形動][文][ナリ]
ただ一つのことに心を傾けるさま。「芸―に生きる」
普通の程度であるさま。ひとかた。並大抵。
「鵜舟さす夜河のた縄うちはへて―ならずものぞ悲しき」〈新千載・雑上〉
[類語]いちずひたすらひたむきただただただ専一ひとえに一心一念一路一散一目散一直線一本槍一点張り一辺倒一意専心営営せっせ遮二無二無二無三がむしゃら一心不乱脇目も振らずまっしぐらしゃかりきしゃにむに無心粉骨砕身無我夢中熱中夢中直線的専心専念没入没頭没我傾注傾倒猪突猛進ストレート我を忘れるこんを詰める身を入れる身を砕く心血を注ぐ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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