一門屋敷神(読み)いちもんやしきがみ

世界大百科事典(旧版)内の一門屋敷神の言及

【屋敷神】より

…屋敷神呼称の雑多性は,勧請神進出の事実を示すとともに,修験や巫女(みこ)など信仰伝達者の活躍を物語るものと推定される。 屋敷神を祭祀者の範囲という観点から類型化すると,集落内で(1)ほとんど各戸ごとにまつられているタイプ(各戸屋敷神),(2)特定の旧家,本家筋の家に限ってまつられているタイプ(本家屋敷神),(3)本家に属する屋敷神を同族が一団となってまつるというタイプ(一門屋敷神)に分けられる。この三つの類型がはじめから併存していたとは考え難い。…

※「一門屋敷神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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