精選版 日本国語大辞典 「一階」の意味・読み・例文・類語
いっ‐かい【一階】
〘名〙
※令義解(718)公式「凡応レ叙〈略〉正従上下各為二一階一」
③ 階段などの一刻み。一段。
④ ものごと、論理などの出発点。第一段階。
※暦象新書(1798‐1802)上「此書、初に視動を説て、最下の一階を示し」
⑤ 物事の程度の差を示す。一段。
⑥ (「いっかいに」の形で副詞的に用いて) 本来の順序を経ないでいきなり物事を進めるさま。一気に。いきなり。
※玉塵抄(1563)一四「いやしい位から一階に高い位になったを」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報