丁丁・打打(読み)ちょうちょう

精選版 日本国語大辞典 「丁丁・打打」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ちょう ちゃうちゃう【丁丁・打打】

〘副〙 (多く「と」を伴って用いるが、古くは「ちょうちょうど」と濁音になる)
金属などがぶつかり合うかん高い音が、続いて響くさまを表わす語。また、いきおいよく打ち続けたり、切り続けたりするさまにもいう。
古今著聞集(1254)一六「此尼持仏堂にて、かねをあまたたびちゃうちゃうと物さわがしげにうちて」
物事がきちんきちんと的確に行なわれるさま。
※土井本周易抄(1477)三「節は、竹のふしは、上下ちゃうちゃうどそこそこに節義があるぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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