丁丁発止(読み)チョウチョウハッシ

デジタル大辞泉 「丁丁発止」の意味・読み・例文・類語

ちょうちょう‐はっし〔ちやうちやう‐〕【丁丁発止】

[副]
激しい音を立てて、刀などで打ち合うさまを表す語。
激しく議論をたたかわせ合うさまを表す語。「議場丁丁発止と渡り合う」
[類語](1切り結ぶ火花を散らす/(2侃侃諤諤囂囂喧喧囂囂喧喧諤諤舌戦議論口論論議論戦論争争論激論談論風発甲論乙駁口角泡を飛ばす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「丁丁発止」の解説

丁丁発止

激しい音をたてて、互いに打ち合う様子を表す語。また、激しく議論をたたかわしあう様子を表す語。

[活用] ―と。

[使用例] その長槍は丁々発止と打ち合うには不向きであったが、彼はその槍で打ち合うような戦争方法を考えていなかった[坂口安吾梟雄|1953]

[使用例] 霞が関官僚たちとも丁々発止と渡り合ってきた自負もあります[小池百合子議員と官僚は使いよう|2009]

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