七尾[市](読み)ななお

百科事典マイペディア 「七尾[市]」の意味・わかりやすい解説

七尾[市]【ななお】

石川県能登半島東部の市。1939年市制。東は富山湾に面し,北は七尾湾内の能登島を含む。中心市街は七尾湾に望む港湾都市で,古くから能登半島の行政,経済,文化の中心をなしてきた。七尾港は1899年開港場に指定され,以来日本海航路の要港として発展。電気機器,食品,木材木製品などの工業が行われるほか,定置網や養殖など水産業も盛ん。七尾線と,のと鉄道の分岐点で和倉温泉,七尾城跡史跡)などがある。2004年10月鹿島郡田鶴浜町,中島町,能登島町と合併。318.32km2。5万7900人(2010)。

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