精選版 日本国語大辞典 「万亭応賀」の意味・読み・例文・類語
まんてい‐おうが【万亭応賀】
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江戸後期の戯作(げさく)者。本名服部孝三郎(長三郎とも)。江戸の人。父服部長狭勾当(ながさこうとう)は、彼に士分の株を買って常陸(ひたち)下妻藩に出仕させたが、まもなく辞して戯作界に入った。松亭金水(しょうていきんすい)、梅亭金鵞(ばいていきんが)などの戯作者グループに加わり、合巻(ごうかん)『釈迦八相倭文庫(しゃかはっそうやまとぶんこ)』(初編、1845)によって幕末戯作界に地位を得、『聖徳太子大和鏡(やまとかがみ)』『高祖朝日衣』などの実録風合巻も刊行した。明治になり、反時勢的な風刺作品を書いたが注目されず、陋巷(ろうこう)に窮死した。開化主義の仮名垣魯文(かながきろぶん)と対照的な戯作者だった。
[興津 要]
『興津要著『転換期の文学――江戸から明治へ』(1960・早稲田大学出版部)』
(本田康雄)
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…幕末の合巻。万亭応賀(まんていおうが)作。一陽斎豊国,2世歌川国貞,猩々狂斎画。…
※「万亭応賀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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