万度祓(読み)まんどはらい

精選版 日本国語大辞典 「万度祓」の意味・読み・例文・類語

まんど‐はらい ‥はらひ【万度祓】

〘名〙
神前で中臣の祓の詞を一万度奏して罪を祓いきよめること。一万度祓万度
② 万度の祓をした祓串(はらいぐし)を納めた祓箱願主の家にまつるもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「万度祓」の意味・読み・例文・類語

まんど‐ばらい〔‐ばらひ〕【万度×祓】

中臣なかとみはらえことばを神前で何度も読み、けがれをはらい清めること。
万度の祓をしたという祓串はらえぐし近世神職が家々に配り歩いた。

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