万斛(読み)バンコク

デジタル大辞泉 「万斛」の意味・読み・例文・類語

ばん‐こく【万×斛】

《「斛」はこくの意で、10斗》はかりきれないほど多い分量。「万斛の涙を注ぐ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「万斛」の意味・読み・例文・類語

ばん‐こく【万斛】

〘名〙 (「斛(こく)」は「石(こく)」、一〇斗のこと) 一石の万倍。はかりきれないほどに多い分量をいう。まんごく。
※明極楚俊遺稿(14C中か)贈梅隠費学士「浮動万斛香。横斜幾枝玉」
最後勝利者は誰ぞ(1892)〈北村透谷〉「万斛の紅涙を惜しまざる者なり」 〔蘇軾‐次韻楽著作送酒詩〕

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普及版 字通 「万斛」の読み・字形・画数・意味

【万斛】ばんこく

万石

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