デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三ケ島葭子」の解説 三ケ島葭子 みかしま-よしこ 1886-1927 明治-大正時代の歌人。明治19年8月7日生まれ。新詩社をへて大正5年「アララギ」同人となり,島木赤彦に師事。10年赤彦と確執を生じ,古泉千樫(こいずみ-ちかし)の「日光」に参加。病苦,夫の背信,子への愛をうたった。昭和2年3月26日死去。42歳。埼玉県出身。埼玉女子師範中退。本名はよし。歌集に「吾木香(われもこう)」。【格言など】答ふべきわれかと思ひ片言をふと言ひそめし子にをののきぬ(「吾木香」) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例