三・参(読み)さん

精選版 日本国語大辞典 「三・参」の意味・読み・例文・類語

さん【三・参】

〘名〙
① 数の名。一の三倍。また、いくつかに分けたものの三つ。三つめ。二の次
古事記(712)序「伏して皇帝陛下を惟みれば、一を得て光宅し、三(さん)に通じて亭育したまふ」
② 「さん(三)の糸」の略。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第一九「一筋を諫(いさめ)過して二筋に 三がきれては引にひかれぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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