三人寄れば公界(読み)サンニンヨレバクガイ

デジタル大辞泉 「三人寄れば公界」の意味・読み・例文・類語

三人さんにんれば公界くがい

三人の人が集まればそこは公の場所とみるべきであり、そこで言ったり、したりしたことは、もう秘密にはできない、ということ。三人寄れば人中ひとなか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三人寄れば公界」の意味・読み・例文・類語

さんにん【三人】 寄(よ)れば公界(くがい)

(人が三人集まれば、そこはもう公的な場所となるの意) 三人で言ったり行なったりしたことの秘密は常に保たれるというわけにはいかない、ということ。三人寄れば人中。三人あれば公界
浮世草子御前義経記(1700)二「口のすぎた女三人よればくがい、ふかしからぬ事を仰山さうにと、腰のまはりさがして」

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ことわざを知る辞典 「三人寄れば公界」の解説

三人寄れば公界

人が三人集まれば、そこはもう公的な場所となる。三人で話したり行ったりしたことの秘密はもれるものと思ったほうがよい。

[類句] 三人寄ればひとなか/三人あれば公界

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