三史(読み)さんし

精選版 日本国語大辞典 「三史」の意味・読み・例文・類語

さん‐し【三史】

〘名〙 中国の代表的な三つ史書史記漢書後漢書をさすが、後漢書の代わりに、東観漢記または戦国策を入れることもある。
続日本紀‐天平宝字元年(757)一一月癸未「其湏経生者三経、伝生者三史、医生者大素」
源氏(1001‐14頃)帚木「三史五経みちみちしきかたを、あきらかにさとりあかさんこそ」 〔後漢書‐郡国志一・司隷

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「三史」の意味・読み・例文・類語

さん‐し【三史】

中国古代の三つの史書。史記漢書かんじょ後漢書をいう。後漢書の代わりに東観漢記を当てることもある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android