三夏(読み)さんか

精選版 日本国語大辞典 「三夏」の意味・読み・例文・類語

さん‐か【三夏】

〘名〙 陰暦で夏の四・五・六月の三か月。すなわち、孟夏・仲夏・季夏の称。《季・夏》
常陸風土記(717‐724頃)茨城「況むや三夏(さんか)の熱き朝、九陽の煎れる夕は、友を嘯(よ)び僕(やつかれ)を率(ゐ)て」 〔李顒‐夏日詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「三夏」の意味・読み・例文・類語

さん‐か【三夏】

陰暦で、4・5・6の夏の3か月。初夏・仲夏・晩夏。 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「三夏」の読み・字形・画数・意味

【三夏】さんか

夏の孟仲季。

字通「三」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android