三島[市](読み)みしま

百科事典マイペディア 「三島[市]」の意味・わかりやすい解説

三島[市]【みしま】

静岡県東部の市。1941年市制。伊豆半島基部,沼津市の東に位置し,狩野(かの)川流域の低地箱根火山南西麓を占める。中心街は古代の伊豆国府,国分寺のおかれた地で,のち三島大社鳥居前町東海道箱根越えの要衝をなす宿場町として繁栄した。東海道本線新幹線が通じ,伊豆箱根鉄道駿豆線起点をなし,箱根と伊豆半島の観光基地となっている。豊富な伏流水を利用し電気機器,一般機器,食品工業などが行われる。国立遺伝学研究所,楽寿園(名勝・天然記念物)がある。62.02km2。11万1838人(2010)。
→関連項目清水[町]長泉[町]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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