三成(読み)みつなり

精選版 日本国語大辞典 「三成」の意味・読み・例文・類語

みつ‐なり【三成】

〘名〙 果実などが三個いっしょに実っていること。
御伽草子・鉢かづき(室町末)「砂金にて作たる、三(ミ)つなりの橘」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「三成」の意味・わかりやすい解説

三成
みなり

島根県東部、仁多(にた)郡奥出雲(いずも)町の中心地区。旧三成町は周辺4村と合併して仁多町となり、仁多町は2005年(平成17)横田町と合併して奥出雲町となった。斐伊(ひい)川と大馬木(おおまき)川が合流する地にある。国道314号、432号が通じ、JR木次(きすき)線出雲三成駅がある。

[編集部]

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三成」の解説

三成 みなり

?-? 飛鳥(あすか)時代,山背大兄(やましろのおおえの)王の従者
皇極天皇2年(643)蘇我入鹿(そがの-いるか)の命により巨勢徳太(こせの-とこだ)と土師娑婆(はじの-さば)が山背大兄王を討つため斑鳩(いかるが)に攻め入ったとき,数十人の側近とともにたたかい,娑婆を矢で射殺し,王を無事生駒(いこま)山ににげのびさせた。

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普及版 字通 「三成」の読み・字形・画数・意味

【三成】さんせい

曲が三終する。

字通「三」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の三成の言及

【仁多[町]】より

…島根県東部,斐伊(ひい)川上流の小盆地に位置する仁多郡の町。1955年三成町と布勢,亀嵩(かめだけ),三沢,阿井の4村が合体,改称。人口9015(1995)。…

※「三成」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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