三文小説(読み)さんもんしょうせつ

精選版 日本国語大辞典 「三文小説」の意味・読み・例文・類語

さんもん‐しょうせつ ‥セウセツ【三文小説】

〘名〙 とるに足らない、文学的価値のない小説
社会百面相(1902)〈内田魯庵貧書生「三文小説家になって奈何する気ぢゃ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「三文小説」の意味・読み・例文・類語

さんもん‐しょうせつ〔‐セウセツ〕【三文小説】

低級な小説を軽蔑していう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android