三枚革（読み）サンマイガワ

デジタル大辞泉「三枚革」の意味・読み・例文・類語

鎧よろいの札さねの重ね方の一。小札こざねといため革3枚とを交互に重ねて厚くおどしたもの。

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〘名〙小札(こざね)といため革三枚とを重ねて、厚く大荒目におどした鎧(よろい)。一枚の小札が三分の一ずつ重なり合って、その厚さは大体一枚の小札の三倍となるもの。「敷目に拵う」といわれるものがこれに当たる。

※源平盛衰記（１４Ｃ前）二「三枚皮(さんマイカワ)威(をどし)の大荒目の鎧」

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