精選版 日本国語大辞典 「三物」の意味・読み・例文・類語
みつ‐もの【三物】
さん‐ぶつ【三物】
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3種のそろった物の意で、武家では武具の鎧(よろい)の胴、袖(そで)、兜(かぶと)をはじめとして、馬上から弓を射る騎射のうちの流鏑馬(やぶさめ)(これが廃れたのちは歩射(ぶしゃ))、笠懸(かさがけ)、犬追物(いぬおうもの)をいい、武家の奏者が所持する太刀(たち)、折紙、状箱をいった。連歌(れんが)、俳諧(はいかい)では発句(ほっく)(第一句)、脇句(わきく)(第二句)、第三句をいい、とくに近世以降には、この三物を歳旦(さいたん)の祝儀として詠むことが多い。庶民的なところでは三つ身の着物をいったり、古着をいったが、これは表、裏、中綿の三つに引き解いて売ったからだといい、また料理でも椀(わん)盛り、刺身、甘煮の三品をいったり、口取り、刺身、焼き魚をいったりする。
[宇田敏彦]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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