精選版 日本国語大辞典 「三番」の意味・読み・例文・類語
さん‐ばん【三番】
〘名〙
※捷解新語(1676)五「ばんかたいちばんにばんさんばんまでにわさんにんつつ、そののこりのふねにわ、ににんつつ」
※源氏(1001‐14頃)宿木「さて、うたせ給ふに、三はんに数一つ負けさせ給ひぬ」
③ 平安時代、東宮坊の帯刀(たちはき)の職員。長・籠取(ことり)・籠取腋(ことりわき)の次位。歩射籠取の上位。
※兵範記‐仁安三年(1168)三月九日「帯刀上日〈立坊日以後〉、長二人、〈略〉籠取二人、〈略〉籠取腋二人、〈略〉三番二人」
さん‐ば【三番】
〘名〙 「さんばそう(三番叟)」の略。
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