精選版 日本国語大辞典 「三笠山・御蓋山」の意味・読み・例文・類語
みかさ‐やま【三笠山・御蓋山】
[1] 奈良市東部の山。奈良公園の背後にあり、ふもとに春日大社や春日若宮がある。東側の花山・芳山(はやま)とともに春日山と総称され、原生林におおわれる。標高二九三メートル。歌枕。みかさのやま。御笠山。
[2] 〘名〙
② どら焼の一種。元来は、東京の梅花亭の創製で、ひき茶を入れた餡(あん)をはさんだものをいった。皮のふくらみが(一)のなだらかな稜線に似ているところからこの名が生じた。
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