三等車(読み)サントウシャ

デジタル大辞泉 「三等車」の意味・読み・例文・類語

さんとう‐しゃ【三等車】

旧日本国有鉄道で、客車に三等級があったころの、最下級車両

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三等車」の意味・読み・例文・類語

さんとう‐しゃ【三等車】

〘名〙 鉄道の客車等級の一つ。一般用客車が三等級制だった時代の最下等の車両。車体両側中央に赤帯標示国鉄(現JR)では昭和三五年(一九六〇)に二等級までとしたため二等車となり、さらに同四四年等級制廃止により普通車となる。三等汽車。三等。
※湯ケ原ゆき(1907)〈国木田独歩〉七「先づ二台の三等車(トウシャ)、次に二等車が一台」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android