三草四木(読み)さんそうしぼく

精選版 日本国語大辞典 「三草四木」の意味・読み・例文・類語

さんそう‐しぼく サンサウ‥【三草四木】

〘名〙 江戸時代、穀類以外に農家にとって重要な三種の草(麻・藍・紅花または木綿)と、四種の木(桑・茶・楮・漆)をいう。その収穫は米や麦より有利であった。時代場所によって異なることもある。
※地方要集録(1741)(古事類苑・植物一二)「地方作毛見分 三草四木之類、雑穀野菜之類」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android