三輪休雪(初代)(読み)みわ きゅうせつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三輪休雪(初代)」の解説

三輪休雪(初代) みわ-きゅうせつ

1630-1706* 江戸時代前期の陶工
寛永7年生まれ。祖父朝鮮の陶工で,文禄慶長の役の際につれてこられ,石見(いわみ)(島根県)に開窯。父の代に長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)に移住,寛文3年(1663)休雪は萩藩の御用焼物師となる。のち藩命により京都の楽家で楽焼をまなんだ。宝永2年12月3日死去。76歳。名は利定。通称は忠兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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