三遊亭遊三(初代)(読み)さんゆうてい ゆうざ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三遊亭遊三(初代)」の解説

三遊亭遊三(初代) さんゆうてい-ゆうざ

1840-1914 明治-大正時代落語家
天保(てんぽう)11年生まれ。もと幕臣。雀家翫之助(すずめや-かんのすけ)の名で寄席にでていたが,維新後一時司法省につとめる。ふたたび落語家をこころざして2代三遊亭円遊の門にはいり,遊三を名のった。得意は滑稽噺(こっけいばなし)。大正3年7月8日死去。75歳。江戸出身。本名は小島長重。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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