三遷の教え(読み)さんせんのおしえ

精選版 日本国語大辞典 「三遷の教え」の意味・読み・例文・類語

さんせん【三遷】 の 教(おし)

(「列女伝‐母儀鄒」から) 孟子の母が、孟子を教育するために、より適した環境を求めて三度その居を変えたこと。転じて、母が子を教育するのに用意周到であることのたとえ。孟母三遷三遷
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)四「儒者のせいでかなわぬこと也。ここが我が子ををかうする所よ。是を三迁(セン)の教と云ぞ」

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デジタル大辞泉 「三遷の教え」の意味・読み・例文・類語

さんせん‐の‐おしえ〔‐をしへ〕【三遷の教え】

孟母もうぼ三遷の教え」に同じ。

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故事成語を知る辞典 「三遷の教え」の解説

三遷の教え

[参照] 孟母三遷の教え

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