上刻(読み)じょうこく

精選版 日本国語大辞典 「上刻」の意味・読み・例文・類語

じょう‐こく ジャウ‥【上刻】

〘名〙 一時(いっとき)(=二時間)を三分したその初めの時間。中刻・下刻に対していう。
※毛利秀元記(1651)五「八幡山を寅の上刻に御立ありて上らせ給ふ処に」

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デジタル大辞泉 「上刻」の意味・読み・例文・類語

じょう‐こく〔ジヤウ‐〕【上刻】

昔、一刻(2時間)を上・中・下に三等分したうち最初時刻。「うま上刻

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