上女(読み)かみおんな

精選版 日本国語大辞典 「上女」の意味・読み・例文・類語

かみ‐おんな ‥をんな【上女】

〘名〙
上方(かみがた)の女。
奥向きの用を勤める女。腰元仲居(なかい)奥女中などをいう。
浮世草子好色一代女(1686)五「家々に勤めし上(カミ)女の品定め

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「上女」の意味・読み・例文・類語

かみ‐おんな〔‐をんな〕【上女】

上方かみがたの女。
奥向きの用を勤める女。腰元・奥女中など。
「家々に勤めし―の品定め」〈浮・一代女・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android