精選版 日本国語大辞典 「上木」の意味・読み・例文・類語
あげ‐き【上木】
〘名〙
① (━する) 鳥が枝葉を押し上げるようにして木にもぐりこむこと。
※浄瑠璃・曾我虎が磨(1711頃)下「山鳥一羽のし来り、栗のこずゑにあげ木して、つばさをすくめてとまりけり」
② 山の神の宿り木として切るのを忌む三叉(みつまた)の木。標木(しめき)。おしみの木。
うわ‐き うは‥【上木】
〘名〙
あがり‐き【上木】
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